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現実的に無理、って何?

「そんなん絶対無理」

「できるわけない」

「現実見たら?」

「社会人としてちゃんと考えたら?」

「現実的に無理やって」

こういう言葉をよく聞くし、聞かなかったとしてもSNS上のコメント欄や日本の風潮的に感じることがあります。

最近私自身、人生で二度目の“アイデンティティクライシス”に陥りました。

アイデンティティクライシスって何かと言うと、

自分とは何者なのか

本当は何がしたいのか

何のために生まれてきたのか

といった自分自身のアイデンティティに悩むことを言います。

もっと言えば、

私ってこういう人間だと思っていたのに(顕在意識では)、その前提が覆されそうになり(潜在意識が顕在化し)、悩むのです。

画像引用元:https://motivation-up.com/whats/subconscious.html

よく心理学で顕在意識と潜在意識の話が出ますが、私はそれを自分の中にちっさいおっさんが二人住んでいるみたいに顕在意識の自分と潜在意識の自分が居るみたいに考えているのですが、

アイデンティティクライシスが起きる時って、自分の心の声を無視し続けた結果いよいよ痺れを切らした潜在意識の自分が全面に出てきて主張している時だと私は思うのです。

潜在意識では本当はやりたいと思っているけど自分には無理だと思っているのをずっと放置し続けると、顕在意識に出てきて向き合わざるを得なくなる。

それが、今回でした。

その結果、私は約3年続けてきた対面の個人レッスンを終了するという決断をいたしました。

ここ一年くらい悩んでいたのですが、ようやく決断ができ、生徒様にはご迷惑をお掛けしたのですが、私個人としては本当にスッキリしています。

「やっと、決断できた。」という感じです。

この決断によって恐らく月の売上の7割程が減りました。

それでも決断をして本当に良かったと思っているし、この決断に誇りを持っています。

決断するに至ったキッカケは、レッスンでいつも愛用していた音楽スタジオが立て続けに閉店したことでした。

2021年の冬に長らく使わせていただいていたスタジオが閉店、代わりのスタジオを探しまくってやっと探した次なるスタジオも2022年5月に閉店。

そのスタジオが閉店すると分かった時から、これはやっぱり個人レッスンを終了する流れがきてる、と直感で感じたのです。

もちろん別のスタジオをまた探して継続するという選択肢もありましたが、

そもそも個人レッスンをこのまま続けることに私の中でモヤモヤがあったこと、

そして別のスタジオで継続するために動くエネルギーが私の中でなかった(本心は決まっていたということですね)こと、

これが大きかった。

そして、峯尾ひろこボーカルスタジオとして開催している発表会フェス“JOYNT FESTIVAL”の開催がある2022年8月をもって、対面の個人レッスンは終了することにいたしました。

じゃあ、何で対面の個人レッスンを終了しようと思ったのか。

「ボイストレーナーとして次のステージに進みたい」

と思ったからでした。

2019年4月からボイストレーナーとしての仕事を始めて約3年半。

カラオケが上手くなりたい、

歌を趣味にしたい、

といった社会人の方から始め学生や定年された方まで、老若男女様々な生徒さんにレッスンをさせていただきました。

そして去年の10月からは、

「プロになりたい」

という生徒さんを中心とした専門学校で指導させていただくようになりました。

そうしてプロを目指す、「プロになるために歌を習う」という学生と接する中で、逆に私の方が学生から学ばせてもらっていました。

挑戦する姿勢

ひたむきに頑張る姿

そんな学生たちに胸を打たれました。

そしていつの間にか、つまらない大人になってしまっていた自分を恥じました。

最初の頃は試行錯誤して分からないことや解決しないことだらけだった日々の個人レッスンが、

いつの間にか、知識や経験がついてきたことでそこに“慣れ”が生じてしまい、

ボイストレーニングの仕事を、“仕事としてただこなしているだけ”になってしまっていたのです。

それだと生徒さんにとっても私にとってもあまり良いことではないと私は考えています。

だから、また新しい壁や課題、知らないことに向き合うために、次のステップに進むことを決めました。

それが結果として生徒さんのためにもなると確信したからです。

このままなあなあで続けるのは違うんじゃないか、と。

知識や経験がついていくにつれて、「できそうなこと」が増えて、その結果その場所のままだと成長できることが少なくなってきます。

でも、そこは居心地が良いし、挑戦がないからリスクも少ないのです。

でもそのままそこに居続けると自分自身がアップデートされることはありません。

私はそう考えています。

私が大好きな“ビリギャル”の生みの親である坪田信貴さんのブログ記事で、

人生は、基本的にはトレードオフ by 坪田信貴
「できそうなこと」を始めて、「成功」した経験よりも、断然、「後から振り返ると」価値がある。

https://ameblo.jp/tsubota-nobutaka/entry-12369781770.html

という言葉に衝撃を受けました。

「そうだ、最近の私はできそうなことしか手を出していなかったな」

と気付いたのです。

坪田さんのブログ:
https://ameblo.jp/tsubota-nobutaka/entry-12369781770.html

だから私も、専門学校で見る学生たちのように、またイチから自分の人生に挑もう、挑戦しよう、と思いました。

今年の秋からまた新しいことに挑戦します。

本当の真の指導者って、

「この人の話なら聞きたい」

と、“在り方”で思わせる人だと思っています。

怒ったり、ルールなどで縛り付けたり、“力でねじ伏せる”のではなくて。

どれだけ人間力を高めるか。

それは、挑戦と失敗した数がその人の魅力を作るのではないかと考えています。

そう思わせてくれた学生たちに心からの感謝を込めて。

そして、このプロセスに至るまで関わらせていただいた生徒さんや周りの皆様への感謝を込めて。

そして、私とは違ったスポーツの世界で、同じように共に挑戦して葛藤できる夫への感謝を込めて。

峯尾ひろこ

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